考えても答えはでない

日に何度も、パセリさんとよもぎさんを見て笑ってしまう。なんで彼女たちのこと、こんなに愛しく思うのだろう。人間相手の「好き」と違って、とても強くて揺ぎ無い愛しさだ。

先日、なりさんと、「好きとはなんぞや、結婚とはなんぞや」という話をした。
「結婚」というのが、最近よくわからない。動物と違って子孫繁栄のみのために存在しているのではなさそうだ。婚姻届というものがあるのだから、契約に近いものなのだろうけど、もっと曖昧なものだ。結婚願望というものがなかったわたしには、よくわからない。時代によって国によって結婚のカタチは違うのだろうが、現在の先進国でほぼ同じなら、今の形態が最終形態だろうか。
30歳の子持ちの女性や、来年に結婚をひかえた男性とも話したけれど、わからない。結婚って何のために必要なのだったっけ。

あとひとつ。
わたしは父や母や姉に対して、強く愛を感じていて、家族が幸せにしている様子を聞くと、わたしも何か底のほうからじんわり幸せになる。こういう絶対的な愛は、いつか配偶者に対しても持てるものなのだろうか。わたしの知るたいていの夫婦が配偶者に対して持っている「好き」という感情は、恋愛感情や、情のように思える。時が経てば、揺ぎ無い家族愛になるのかな。愛を種類分けしてもしょうがないけど、何か揺ぎ無いものに憧れる。

9 Responses to “考えても答えはでない”

  1. かが Says:

    この世に「揺るぎない」ものがあるとは、とうてい思えない私です。それが悪いとは思いません。「揺るぎない」ものをめざす動きというか、持続する行為が大切なのだと考えています。

    結婚は「契約」とは考えていません。
    「婚姻届」は、社会に対して「結婚していることを宣言」したものであって、それ以上のものではないでしょう。もちろん、婚姻届を出して結婚すれば、婚姻を継続するために互いを拘束するものが出てきます。

    しかしそれは、結婚によって生まれる「家庭」という小さな社会のルールだと考えています。社会に対する責任が生じるわけです。

    まあ、そんな理屈はともかく、私は「血は水より漉し」ということを、結婚で実感しました。やはり、夫婦は赤の他人なんですよ。だから、「努力」が必要なのだし、揺るぎないものにしたいと考えるのかも知れません。

    私は、形あるものはいつか壊れる、というのが信条です。それから、この世に「永遠も絶対もない」と思って生きています。

  2. スマケン Says:

    揺るがないものはありません。
    変わらないものはありません。
    「この世でかわらないのは、変わるということだけである」
    とイギリスの作家スウィフトは言っています。

    夫婦関係が揺らいでる人もいれば
    親子関係だって揺らいでる人はいる
    犬や猫との関係だって揺らいでいる人はいます。ただ気がついていないだけかも。
    揺るぎながら生きる、それが人生さ。

    難しいことは考えちゃいけませんよ。
    私は考えてしまって「必要なし」の結論を出してしまいました。
    でも今また結婚しようとしています。トホホです。

    考えてしまった時は吉野弘のこんなのを詠むべし。

    二人が睦まじくいるためには
    愚かでいるほうがいい
    立派すぎないほうがいい
    立派すぎることは
    長持ちしないことだと気付いているほうがいい
    完璧なんて不自然なことだと
    うそぶいているほうがいい
    二人のうちどちらかが
    ふざけているほうがいい
    ずっこけているほうがいい
    互いに非難することがあっても
    非難できる資格が自分にあったかどうか
    あとで
    疑わしくなるほうがいい
    正しいことを言うときは
    少しひかえめにするほうがいい
    相手を傷つけやすいものだと
    気付いているほうがいい
    立派でありたいとか
    正しくありたいとかいう
    無理な緊張には
    色目を使わず
    ゆったり ゆたかに
    光りを浴びているほうがいい
    健康で 風に吹かれながら
    生きていることのなつかしさに
    ふと 胸が熱くなる
    そんな日があってもいい
    そして
    なぜ胸が熱くなるのか
    黙っていても
    二人はわかるのであってほしい

    わわっ長くなっちゃった!
    長いついでにもうひとつ!

    金子光春の愛情を・・・

    いくたび首をひねつてみても、
    男と、女がゐるだけだ。

    その女と、男の思案が
    ながい歴史をつくってきた。

    男の箸と
    女の箸とで
    世の仕合せを
    はさむといふ。

    ふたりの愛が
    泥のだんごを
    米のだんごに
    かへるといふ。

    男と女の一対は、
    まがりなりにもたのもしい。
    女のゐないしあはせや
    女ひとりのしあはせは、

    誠実と涙のふりかかる
    むねいっぱいの花束が、折角の
    おくるあひてがないのとおなじ。

  3. たかこ Says:

    ●かがさん
    血は水より濃いですか。そして夫婦は他人。わたしもそうなんじゃないかと、結婚してみて思いました(まだ結婚歴は浅いですが。笑)。
    世の大多数の夫婦と同じように、配偶者さんに対して、「この人と一緒にいれて良かった」と思うこともあれば、「この人とやっていくのは無理だ」と思うこともあります。
    家族に対しては、そういうふうには思わない。
    配偶者って「家族」ではあるけれど、血縁の家族のグループとは違うのですね。
    だけど血縁家族よりも近いところにいるような気がします。グループで言えば「自分グループ」。だから許せないこともあるような……。違うのかなあ、よくわからないのです。

    放っといても揺るぎないものになることはないのですね!
    時間が解決する問題かもと、ちょっと楽観視していたのでショックです(笑)。
    努力が必要なのですね。にゃるほど……。
    血に順ずるくらいは強くなるのかな。なると良いですよね。

    ●スマケンさん
    「この世で変わらないのは、変わるということだけである」
    というようなことを、昨夜眠りながら思っていました。
    「永遠がないということだけが、永遠だな」とかなんとか……そのまま夢に入っていったので詳しくは忘れました。何を考えていたのか。

    難しいこと、考えちゃだめですか。笑
    確かにそうかも。わたしは口癖が「難しいですね」だったことがあって、それはそんなに前のことでもないですが、あるとき「何も難しくないじゃないか」と、考え方を変えようと努力しはじめました。
    物事も、考え方もシンプルが一番です。
    と、言いつつ、考えることがやめられないです。人間ですからー。それとも秋だからでしょうか! 季節っておそろしい。

    吉野弘の詩、とてもいいですね。肩の力を抜いていいのだと、おしえてくれる感じです。そのあたり忘れがちなので、とても重要。

  4. えみ Says:

    残念ながら、結婚10年目の私も分かりません。
    未だ、結婚したんだなぁ。。。と実感する事もないし。普通のカップルが同棲してる感じ。
    名前だけ変わって、後は何が変わったんだろ?
    ただ、家族になって、相手が病気や何かで危険が迫れば、遠くにいても一番に連絡が来る立場になれたって事がとても嬉しいかな。

    たかちゃんは、色々考えるから、考えすぎてドンドン分からないって思う事が増えちゃう感じ?
    私は、考えて考えて、疲れてどーでもよくなる人。でもって、気が向くとまた考えて。。。の繰り返しです。
    何でも、答えがある訳じゃないしねぇ。こればっかはねぇ。フゥゥゥ。。。。
    今日も考えそうです。私。

  5. たかこ Says:

    ●えみちゃん
    むむむ〜〜 結婚10年でもまだ、「結婚」って謎なのだなあ。
    えみちんとこは、ラブラブなイメージがあるので、意外といえば意外。いや、ラブラブだからこそ、ずっと同棲みたいに感じるのかなー。

    > たかちゃんは、色々考えるから、考えすぎて
    > ドンドン分からないって思う事が増えちゃう感じ?

    そうだねー。つい考えて、難しい難しいと言っている。
    答えを出してもどうしようもないし、答え自体がない問いのほうが多いのかもしれない。

    結局、「こういうことを考え始めた理由」に立ち戻って、違うルートをたどって解決を試みるのが良いことのほうが多いのかも。

    でも今回、考えて行き詰って、人に意見もらったり、ここで意見もらったりして、気が楽になった。感謝です!

  6. コージ Says:

    なかなかいいサイトですね。たよやかな言葉が流れてる感じが良いと思います。

    結婚は、一言で言うと「契り」です。この世に生まれてきた男と女が出会い、一生を共に過ごしていこうと決める誓いだと思うのです。がどうでしょうか?

    人間って弱い生き物です、所詮、一人で生きていけないと思うのです。だから、結婚して一生、一緒にいようと誓うと思うのです。

  7. たかこ Says:

    ●コージさん
    どうもですー。たよやかな、って、なんだか嬉しいご感想をありがとございます!

    結婚は「契り」ですかー。やっぱ契約の一種ではありますよね。誓い、というと何だか素敵です。不思議だ。
    ひとりでは生きていけない。なるほどです。老いてひとりでは、確かにせつない。

    結婚が必要なのは、ひとりにならないため、つまり家族をつくるため、かー。

    今更の当たり前の結論なのかもしれないけど、やっとふに落ちた感がします。
    レスありがとうございましたー!

  8. fumio Says:

    おひさしぶりです。
    なんかつられて考えてしまいました。

    わたしは実家の家族といるより配偶者といるほうが、絶対的な愛とやらを感じます。
    なんというか、生物としてとにかく相性がいいんだもん、という感じ。人間じゃなくて、別の動物だったとしても、あたりまえのように互いを見つけて、一緒に暮らしていそうな気がします。

    我ながらこれはみっけもんだ、いい相手と出会ったなあと思いますが、でも、こうやって書いてるとなんか自分がアホみたいですね(笑)。
    家族が一番濃くてゆるぎない、と言い切れる人が、逆にうらやましいかもしれません。

  9. たかこ Says:

    ●fumioさん
    うおわー。fumioさんとこ、すんごい、仲良しなんですね。いや仲良しなんて言葉では、全然足りない。
    そんなふうな結婚ができる人って、いったい世界に何人いるのだろう。
    漫画や小説や映画の中だけのことじゃないんだ・・・。
    ほとんどの人は、そのような状態を求めて、いつか、そうなると信じれる相手と、ゆっくりと時間を過ごして行くしかないのだろうな。
    焦らずにいよう。

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