'4. 詩' Category

願望

一瞬 倒れそうになる

息が止まる

押し寄せた懐かしさは

ため息として宙に放たれて

もう2度と

戻ってこないだろう

もう私は

うつむかないだろう

痛み

雨が降っていました

それは夜でした

ゆっくりと吐きだした言葉は

あなたの中でどんなふうに消化されたのか

隣を見る勇気がなく

痛みが少し思い出されて

想像がまた私をオカシクする

でももっと詳しく

いちから全部

あなたに話したくなりました

キャラメルのおまけのような 

何度も何度も死んだので、私は息を吹き返した

助けてくれたヒトたちの恩は忘れない

ただ、たまに弱った自分は

今の人生をおまけだと考える

飛行

眠ったままでは空が見えない

目を開けて、カーテン開けて

窓はすぐ近くにあるから

風はもう気持ちよい季節だし

もしその高い高いところを

小さな飛行機が飛んでいたら

思いっきり遠くへ

誰の声も届かないところへ

私も飛ぼう

偽物たち

その暖かさに甘えている

やさしさと 弱さにも

笑ってるのは嘘です

泣いてるのも嘘です

こんな遠くまで来てしまった

笑うことでしか真実を語れない世界